2018年3月31日土曜日

市松さん

市松さんは、抱き人形で座ってままごとのお相手をしたり着せ替え人形としていましたが、次第に飾る為に、立ち姿になりました。
江戸中期の、人気の歌舞伎役者、佐野川市松からそう呼ぶようになった説、市松の着用した市松格子を人形に着せたことから説、があるようです。

金太郎さん


金太郎さんを沢山集めていました。桃太郎さんは鬼を退治して、宝物を持って帰ったという成功例で、強かった実在の金太郎さん贔屓が多いように思いました。
源の頼光さんは肥前の守に任ぜられ、金太郎さんは共に下向し九州で亡くなったそうです。
槍を持ち、清正公のいでたちをしている金太郎さんは平田郷陽さんの作です。

雅楽、舞楽



宮中では雅楽、舞楽が演奏、演舞され、蝶の羽を付けた胡蝶の舞、鶴と亀の冠をつけた鶴亀の舞、五節の舞などは代表的でした。

幕末の五人囃子

幕末の五人囃子です。五人囃子のみ入手できましたが、ひときわ豪華で丁寧に作られていますのでお内裏様や官女さん達を拝見したかったと思います。
五色の菱餅は、白は雪、緑は萌えいずる草、桃色は桃、黄色は菜の花。赤は太陽を表していて、バブル期の頃、歌人を加えて八段飾りが作られた同時期に出てきたのではないかと思います。

幕末の仕丁さん達

幕末の仕丁さん達です。表情のある仕丁さんが好きで何組も集めましたが、特にお気に入りです。

昭和初期のお内裏様

昭和初期のお内裏様です。幕末のお雛様達は衣装が劣化していて崩れやすく、色も褪せていますので世代交代いたしました。

明治時代の紫宸殿


明治時代の紫宸殿です。組立て説明書が無く、箱二杯の部品を組み立てるのに試行錯誤を繰り返しました。
切り込みで作られており、欄干の端が折れていたのは、同様の木を削って継いでありました。
熊本大地震の時、桁が外れ斜めに大きく倒れかけていましたが、恐る恐る解体して大きな破損が無かったことに安堵しました。